★効果的な『自己紹介カード』をつくるためのポイントをご紹介します。
『顧客との関係(コミュニケーション)が営業の礎』
営業活動は「情報収集(聞く)」と「情報提供(話す)」。顧客とのコミュニケーション(関係構築)には商談を左右する影響力があります。ほとんどの営業マンが「顧客との関係構築」が最重要だと口を揃えます。
《初対面からの淀みないコミュニケーションの第一歩は自己紹介》
顧客と「話を聞き、話を聞いてもらえる」関係を深めるために、“自分”の存在をしっかり認知してもらうことが重要です。
『自己紹介』でお客様にお客さまに認知してもらうこと
お客様は「知らない人の意見には耳を貸さない」
逆に言えば、一旦認知されれば、それ以降に提供する情報をじっくり聞いてもらえる可能性が高くなるということ。自分のことをしっかりと認知してもらえる、効果的な初回面談ができれば、顧客との距離も一気に縮まる。
『自己紹介カード』距離を縮めるプロセスをショートカットする道具
『 機会の数 ≒ 情報の数 』
豊富な情報は精査すれば良いが、希薄な情報からは何も伝わらない。
『自己紹介カード』に期待する効果
● 会話の糸口(きっかけ)になる
● 印象付ける記憶に残る)
● 熱意が伝わる
● 信頼感・安心感を与える
今後も付き合いたい相手として、人が興味を持つ要素は...
「頼もしい(得になる)人」か「好ましい(気持の良い)人」。
相手の目線に立って、この二つを満たすような自己紹介が効果的。
『共感を得やすい話』
(例) ● 出身地 ● 出身校 ● 職歴
● 家族構成
● クラブ活動、サークル活動
(体育系・文科系) etc.
『興味を惹きそうな話』
(例) ● 好きな名言 ● 尊敬する人
● 趣味(スポーツ・音楽・本・旅行)
● ペット ● 休暇の過ごし方 etc.
共通の事柄を見つけたお客様は、急速に親しみを感じる。
共通することが無くても、自分の人柄を知ってもらうことができる。
良い営業マンのバロメーター:
仕事に対する信念・熱意
(2)過去の体験、出会い
(3)出来事と気持ちの変化
(4)仕事を通して叶えたい夢
(5)顧客になってもらいたい理由
キャッチコピーで8割を伝える
「どの様なお付き合いがしたいのか」
顧客の印象に残る言葉を選ぶ
(ありきたりな表現は記憶に残らない)
文字にもひと工夫
漢字、ひらかな、カタカナ、英文字など
下記のテンプレート(パワーポイント)を使って、『自己紹介カード』を作ってみましょう。
満面の笑顔の顔写真!
• 表情から伝わる印象は絶大 • “顔出し”は責任感の表明
• 客先に残る自分の分身 • 正面から目線を同じ高さに
文字は読みやすいことが優先!
レイアウトにメリハリをつける!
• 伝えたいことは大きく • エピソードビジュアルは大きめに
• フレーム囲みや影などの効果は選んで絞る
目的・用途・TPOを忘れずに!
•「伝える相手」を想定してアレンジ •商品・サービスから乖離しすぎない
必須情報(氏名・連絡先)は明確に!
•「名前」…(ふりがな)読んでもらえる=呼んでもらえる
•「連絡先」…携帯電話番号、メールアドレス、内線番号など
必要な情はすぐに目につくように「わかり易く」、「読みやすく」
起こしてほしい行動は書く!
•「ご用命は」「お問合せは」「資料請求は」「ご見学は」…
• お客様に起こしてもらいたい行動は具体的に書く